JFEスチール西日本製鉄所 福山地区の4CGL

このライン、つい最近(2006年)に設置されたばかりの、新しいCGLなんですね。

生産品目はGA。板厚0.4~2.3mm。幅500~1850mm。月間生産能力5万トン。全くの自動車外板向けのラインですね。・・こりゃえらい事です。

5万トンが抜ける・・しかも自動車。ちょっと恐ろしすぎて考えたくないですね。

需給は一気に締まるでしょうね。

JFEスチール福山の4CGLが故障

鉄鋼新聞で、JFEスチール西日本製鉄所福山地区の4CGL(溶融亜鉛めっきライン)が今月初旬に故障で停止し、復旧の見通しが12月初旬との報道がありました。

4CGLは、自動車向けなどのGA(合金化溶融亜鉛めっき鋼板)を主に作っているそうで、・・これは影響が大きそうですね。商社筋に聞いてもあまり情報がなくて・・、しょうがないですけれど。

淀川製鋼所 市川工場での火災

7月12日未明に淀川製鋼所の市川工場の冷間圧延ラインの入り側で火災があったようですね。けが人とかはなかったようで、良かったです。

・・あまり報道がないので、詳細は不明ですが、これあまりいいニュースではないですね。

また、その後の復旧状況もよくわからないので、よくわからないばかりなのですが、どうもまだ復旧していないようですね。復旧見通しもプレスリリースがないのでよくわからないけれど・・。

普通、普通鋼の冷間圧延設備と言えば、タンデムの冷延ラインだと思いますので(まさか、磨帯鋼(狭幅のシングルスタンドの冷間圧延機)のライン?←これは呉では?・・淀さんのことは実は良く知らない)、これが止まっている=上工程アウトなので、単圧メーカーとしては結構致命的では?。

よくわからないですね。

何事もなければ良いのですが・・、明日は東京に出社する日なので実情を探ってみようと思います。

場合によっては、薄板の需給が締まる方に拍車がかかるのではないでしょうか。

日新製鋼?堺製造所の火災

6月3日朝8時20分頃、出火。同日13時頃鎮火。

4TMの3番スタンドの上から出火したらしい。(うろおぼえ。)

6月5日の現場検証まで立ち入り禁止のようです。

堺製造所の4スタンドのタンデム冷間圧延機で出火したようです。

断片的だけれど、・・怖いですね、普通に動いていても十分迫力のある機械だから、トラブルがあったときのことを考えるととてもこわいです。

通常、ホットコイル(呉から入荷)を連続酸洗(2CP)→冷間圧延4タンデム(4TM)までが一連の上工程になります。(たしか(笑))。これらは確か連結していたよな?。

その後は、EGや、カッパータイトや、冷延鋼板になるものは焼鈍ライン(CAPL(連続ライン)とか、OCA(バッチ処理))を通ってそこへ。溶融めっきへ行く板ははそのまま硬い冷延後の板を通していたと思います。

で、EGL・EPLとかCGL・GAL・CAL、CCLへと・・。

僕が見に行った頃は、まだ1CPとか、蒸着めっきのライン(迂回工程になっていた)などが恐竜のようにのこっていて、しかも1CPの建家なんて雨が降り放題(笑)。だったです。

だから、この製造所の上工程が止まった事になり、事態はかなり深刻だと思います・・。

後報をまって祈るしかないのが現状・・。なんとか上手くゆきますように。

でも、けが人とか死者とかでなくて本当によかったです。

ふたたび6ヶ月ぶり?

2011年3月11日以降、tutanagaは多忙となってしまい全く更新出来ませんでした。

ただ、一時期真剣に「今回、私には何が出来るだろう」と自問していたのですが、その解を計らずも得意先からもらい、目の前の仕事に打ち込む事が自分に出来る最良の事と言う事に気がついて、ある意味充実した半年だったと感じております。

今般勤務先から人事異動が発令されて、現在の職務を解かれ新たな仕事をすることになりました。

・・というわけで、ようやく激務から解放され、こんな文章を書く余裕が出てきました。

今度は、開発営業に携わります。自分の頭の整理のためにも、たまに更新しようと思っております。

大手高炉メーカーが普通に人事異動の発表(笑)

何事もなかったかのように4月の人事異動が発表されてますね。営業部門が比較的ユーザーに近い立ち位置の中小のメーカーはこれから発令するはずだった幹部クラス以下の人事を凍結したのとは対照的で、さる商社の人の感想がちょっと面白かったですね。

なるほどね、だから彼らはユーザー向けに文書1枚すら書かない訳だ。