新日鉄住金名古屋 ほぼ上工程は再開したみたいですね
事故を起こした第1コークス炉以外は復旧したようです。
↓新日鉄住金プレスリリース
↓ヤフーニュース
問題は、2日分の原料不足をどう補うか?のようですね。4万トン位?。どこぞの流通の2ヶ月分の取扱量(笑)。
新日鉄住金名古屋・・順次稼働再開のようです・・
新日鉄住金のプレスリリース
高炉も休風(羽口から熱風を送り込むことを止める事)しているようですが、コークス炉の再開に伴って順次再開するようですね。
またまた新日鉄住金名古屋で火災・・orz
新日鐵住金/名古屋製鉄所で火災
1月17日昼の12時5分頃、新日鐵住金の名古屋製鉄所で火災があったようです。
製鉄所内の第7コークス炉で火災があったようです。
最近多いです。ライントラブルやら火災。
日経新聞website↓(多分すぐに見られなくなります・・)
新日鉄住金の名古屋製鉄所で火災 けが人なし (写真=共同) :日本経済新聞
新日鐵住金のプレスリリース↓
ロイターwebsite↓
名古屋製鉄所はどちらかというと自動車メインの製鉄所らしいですけれど(実はよく知らない・・関わりがあまりないので)、ロイターのニュースでは製鉄所内で停電が発生し、その影響からコークス炉で火災が発生したようですね。
停電もあってなのか、製鉄所全体の操業が止まっているような記事の内容でした。
ただ、新日鐵のプレスリリースを見ると、停電の対応として、コークス炉ガスをコークス炉上で燃焼させたため、結果大量の煙を発生させた、との文言が上がっています。燃やして、燃やしきらざるを得なかったのでしょうね。
コークス炉はたいした問題ではないのでしょうけれど、停電?火災?が原因で工場が止まってる事が問題でしょうね。
いま、どこの製鉄所もフル稼働だから、おそらくその影響は出るでしょうね。薄板の世界は自動車が一番ですから、どこかにそのしわよせが・・。
早期に操業再開してほしいものです。
こんどは・・日新製鋼呉製鉄所でトラブル
11月22日に鉄鋼新聞で10日ほど前に高炉羽口トラブルがあり復旧したが、他高炉メーカーに半製品の供給支援要請を行い、一定の支援を受ける模様との報道がありました。
それを受けて、日新製鋼がプレスリリースを出し、トラブルがあった事を認めたようですね。供給責任を果たすとの文言があるのでどちらかというと事態の沈静化を図っているように感じます。
第1高炉は、大きい方の(約2600立米)の高炉で、羽口とは高炉に熱風を送り込む施設で、これにトラブルがあるとその部分(羽口は1個ではない)の温度やコークス燃焼が不均一になって高炉が上手く機能しなくなります。
プレスリリースによると16日早朝に発生し17日夜に復旧した模様。日新製鋼全体で、だいたい1万トン/日の粗鋼生産量なので・・数万トン程度の供給が止まった?のかと思います。
上工程だし、以前随分昔に水道トンネルが崩落した時もそれほど末端に影響が出なかったように記憶していますので、大丈夫だと思いますけれど・・トラブルが続きますね。