こんどは・・日新製鋼呉製鉄所でトラブル

11月22日に鉄鋼新聞で10日ほど前に高炉羽口トラブルがあり復旧したが、他高炉メーカーに半製品の供給支援要請を行い、一定の支援を受ける模様との報道がありました。

それを受けて、日新製鋼がプレスリリースを出し、トラブルがあった事を認めたようですね。供給責任を果たすとの文言があるのでどちらかというと事態の沈静化を図っているように感じます。

第1高炉は、大きい方の(約2600立米)の高炉で、羽口とは高炉に熱風を送り込む施設で、これにトラブルがあるとその部分(羽口は1個ではない)の温度やコークス燃焼が不均一になって高炉が上手く機能しなくなります。

プレスリリースによると16日早朝に発生し17日夜に復旧した模様。日新製鋼全体で、だいたい1万トン/日の粗鋼生産量なので・・数万トン程度の供給が止まった?のかと思います。

上工程だし、以前随分昔に水道トンネルが崩落した時もそれほど末端に影響が出なかったように記憶していますので、大丈夫だと思いますけれど・・トラブルが続きますね。